どうも、まんぼうです。
さて今回は週刊少年ジャンプに掲載されていて現在TVアニメも放映されているDR.STONEについて書いてみたいと思います。
個人的には結構好きな漫画ではあるのですが、どうにも腑に落ちない事があるので考察してみたいと思います。
以下の内容は週刊少年ジャンプに掲載されている執筆時点までの間で私が疑問に思った点を書いていますので多分にネタバレを含みます。閲覧の際にはご注意ください。
ちなみにアニメ版ではそこまで話が進まないところもあるのでご留意ください。
時間経過からみるDr.Stoneの矛盾
3700年経っているにも関わらず人口が少なすぎる矛盾
石化光線から約3700年経って千空たちは復活するわけですが、それとは別に父親の百夜たち宇宙飛行士の子孫たちが3700年系譜をつないできたわけです。
現在わかっている生存組は石神村の村人とソユーズのいた島の島民のみです。
村2つっておかしくない?
石神村では外部の人間は村から追放された人間の子孫くらいしかいないという内容の話をしてる場面があり、登場していないだけで他にも集落がある可能性はありますが、3700年経って数十人程度の村として維持され続けているということにはかなりの無理があります。
3700年というと4大文明が興ってから現代までに匹敵する年月であり、その間に人類の世界人口は約2億人から77億人に増えています。急激に増えるのは1900年代に入ってからですが、あまりにも少なすぎます。
初期の人数が少なかったと言うものありますが、生活を拡充するには人口の増加は不可欠で、3700年の間にあの程度の小規模な村2つというのはありえないでしょう。
3700年経っているにもかかわらず文明レベルが低すぎる矛盾
生き残りの6人が無人島から脱出できている描写はなく、ソユーズ以外の機械のない環境であったことを踏まえても高度な文明知識を持った人間がある程度継承できた知識もなく残されたのが百物語だけというのはあまりにも稚拙ではないかと思います。
御前試合のときのトーナメント表も似顔絵で描かれており、文字が伝承されていないことが伺えます。
更に人口と同じく3700年あれば相応の文化的な進化は見られて然るべきだし、石神村の祖先がいつ日本本土に到達したのかは不明だが、数百年後くらいであればそれなりに文明の残滓は残っているのではないか?
今から3700年前の人類となにもない世界に現代人が放り込まれた状況では、スタートの文明レベルに大きな差があり、現代に至るまでの進化よりも劣ると言うのは無理があるのではないかと思います。
コメントで頂いた指摘
四大文明を引き合いに出すのは流石に無理がある
文明の発達速度は加速してる(収穫加速の法則)ので、比較的最近の時代を持ち出すのはソースとしてよろしくない人口増加のグラフ見て文明レベルと人口増加のタイミングを考察すれば人口問題の疑問は解消されると思いますよ
人口の増加に関しては単純な時間で測るのは適切では無いということなのですね。
遡れば古代文明程度の年数ですが、指摘の通り資源がなく石器時代レベルにまで後退したところからであれば大きな進歩のないまま3700年経っていてもおかしくないのかなと思います。
自給率と医療・衛生を考えたら人口はあんなもんだと思うけどね。北センチネル島ってご存知ですか?
最初書き始めたときに考えたのが北センチネル島やアマゾンや東南アジアの島嶼部に住む少数民族で、島に永く留まっていたなら島の大きさから100人に満たないというのはあると思いました。
ただ百夜の遺志である千空のためにバトンを繋ぐという目的を考えると島に留まっている期間が長すぎるのでは?という疑問はやっぱり残ります。
作画での無人島の位置は有人島である青ヶ島の西南西100kmくらいのところにある架空の島のようです。ソユーズの着水地点が無人島から20kmくらいのところなので往復40km手こぎボートで行って帰ってこれたなら青ヶ島に向かう選択をするほうが現実的なんじゃないか?と思うんですよね。
無人島の標高が100mあればかろうじて見える範囲にありますし、移住してかなり早い段階で安定した農業はできたとおもうし、そこで漁船などの動力船を入手して100kmほど北の八丈島に移動、そこから本州に帰還というのが当初百夜が主張した意見に沿っている気がします。
設定からみるDr.Stoneの疑問
石化光線の効果範囲
石化がなぜ人間と燕だけなのかはこの際おいておきますが、南米から発した光が地球全土を覆ったにもかかわらず、宇宙ステーションには届かなかったのか?
地球一周の距離は約40000kmなので光が半周の約20000km到達すれば全土を覆います。
なので南米から発した光が日本まで覆ったということはほぼ半周はしているので地球全土が覆われたと考えていいでしょう。
宇宙ステーションのある衛星軌道は地球から413kmから418kmなので光線の効果範囲がそれ未満であれば宇宙ステーションまで届かなかったというのは辻褄が合いますが、光なら明らかに宇宙ステーションに到達してしまいます。
可能性としてこの世界の宇宙ステーションは高軌道の35000km付近にあったとすれば届かなかった可能性も出てきますが、運搬などのことを考えれば意味はないですよね。
(※コメントにて指摘をいただき上記の内容を訂正しております)
小型の石化光線発生機にも範囲があることを考えると実際には光線ではなく粒子なのもしれないですが、これはそのうち明かされるでしょう。
光線だとすると地球を覆うように効果をもたらすことは難しい上に、屋内にいる人間ももれなくと言うことは発光するなにかということなのでしょう。
プラチナの入手方法の疑問
百夜は来るべきときのためにプラチナだけを集めていましたが、金だって必要だろうよと思ったのは私だけではないでしょう。
石化解除薬にプラチナが必要だと知っていたわけでもないのにわざわざプラチナだけを集める理由が見当たらないのです。
でもそれ以上に千空がプラチナを入手する方法として砂金集めをして見つけるという発想しかしていないのが不思議でなりません。
だってそうでしょう?プラチナなんて石像かき集めていればそこそこ身につけている人はいたはずなんです。特に指輪なら石像が砕けていないなら絶対に残っていたはずですからね。
プラチナは高い耐蝕性を持った金属なので3700年風雨にさらされたところで風化するような金属ではありませんし、青銅の大仏が残って、プラチナの指輪が残らない道理はないでしょう。
石神村の祖先の出自の疑問
百物語のレコードがあることや村に石神とつけたことから百夜が本土に渡ったのかと思いきや、百夜は無人島で生涯を終えたような描写がありました。
にもかかわらず石神村の始祖は百夜であると百物語で語られていて、明らかな矛盾が生じています。
百物語とレコードを本土に、プラチナは島に残すというのはあまりにも非合理的であり、このあたりの不整合をどうやって解決していくのかが気になるところではあります。
渡航方法の疑問
無人島から本土への渡航は石神村の祖先とソユーズの2回は確実にあった事がわかります。
石神村があるのは伊豆半島付近と推測されるので青ヶ島の西方にある無人島から伊豆半島先端部の下田あたりまでで250kmくらいあります。この段階の文明レベルでどうやって渡航してきたのか?
祖先に関しては百夜たちの墓を持って移住してきており、それなりの規模で移住してきたと考えられますが、無人島で使われている船は大型のカヤック程度のサイズでしかもわら船です。
直接本土に渡るにはリスクが高い気がしますね。
複数回に渡って移住した可能性もありますが、連絡手段も正確な海図や羅針盤のない航海術で合流できる範囲に渡航するのは難しいのではないかと思います。
作中の無人島の位置についてはやりだしたら長くなったので別の記事にしています。
https://sunfish-nest.net/archives/2675
杠の頭のあれは体の一部なのか?
石化人類のすべてが素っ裸で復活しているなか杠の頭のヘッドホン状のアレだけはしっかり残っています。
アレは体の一部なのかそれとも超耐食性のある物質なのか気になります。
もしくは部分白髪の超絶くせっ毛?
髪の毛といえば千空の緑と白のグラデーションも謎ですね。
この二人は新人類なのでは・・・?
遺物の極端な少なさの疑問
石化後しばらく文明が壊れていく描写が冒頭でされていますが、台風、洪水、地震、噴火などに3700年さらされたとはいえ、石化した人類がゴロゴロと転がっているなか、構造物が土台部分やがれきとしても残されていないのは疑問ですね。
コンクリートなどが風化して残っていないというのであればレコードを覆うコンクリートもプラチナを保管した瓶を固めておいたコンクリートも同じく塵芥となってしまいます。
数千年前の物が出土した例でいうとヒッタイトの鉄剣や2000年ほど前の古代ローマのガラス製品などがあります。そのあたりも踏まえると、ガラス製品や板ガラスの破片などは比較的に容易に見つかるのでは無いかという気がします。
鎌倉の大仏のように大質量の金属塊が残るのであれば、重機のショベル部分とかお寺の鐘とかももしかしたら残っている可能性もあるのかなと思います。
本編とは関係ない話ですけど鎌倉の大仏を見て文明が滅んだ日本だと実感するシーンは猿の惑星の自由の女神のオマージュなんだろうなとおもいました。
間違っているよとか、こういうことなんじゃない?とか気になる所があればコメントいただけると助かります。
最後に
文明が完全に崩壊した世界として3700年後と言う設定にしたのだと思いますが、ちょっとあらが目立つような気がします。
私はマンガなんでと納得して読んでしまう人間なので、気にはなりつつも楽しく読んでいますが、やっぱりつっこみどころがあるとつっこみたくなるのが人間というものですよね。
というわけで今回は、Dr.Stoneは矛盾だらけ?時間経過や設定の疑問について考察でした。
ではまた。
コメント
ISSの高度を調べなおせ
ご指摘ありがとうございます。
高軌道の距離で計算していました。
記事の内容を修正させていただきました。
感謝いたします。
本誌しか読んでないので所々うろ覚えなんですが…
白夜たちが暮らした無人島から人類が本土に行く迄に白夜は死んでますよね。なので白金集めも疎かになってそのうち忘れ去られたんじゃないですか??
それよりもどうやって6人からあんなに村人増やしたかの方が気になるとゆーか腑に落ちません…
白夜だけになったとき子供は4人でした。1夫婦何人産めば絶滅しないのでしょう??近親相関しまくりですよね?
子孫の増加に関してはかなり無理があるようには思っています。
免疫低下して全滅という可能性のほうが高いんじゃないかと思いますよね。
ちゃんとプロットが有って最後に全部の謎を回収してくれるといいんですけど、現状風呂敷広げ過ぎ感は否めませんね。
白金はたしかに百夜しか集める意図がわからなければただの遺品西かなってない可能性はありますね。
四大文明を引き合いに出すのは流石に無理がある
文明の発達速度は加速してる(収穫加速の法則)ので、比較的最近の時代を持ち出すのはソースとしてよろしくない
確かにそう四大文明って石神村と宝島の人達知らないだろうし再び出来た村の人達が知らないことに興味が出てくるとは限らないからね
人口増加のグラフ見て文明レベルと人口増加のタイミングを考察すれば人口問題の疑問は解消されると思いますよ
範囲に関してですが直近の話を読めば宇宙ステーションに届かなかったではなく、宇宙は範囲外の設定であった可能性も考慮すべきかも知れません
自給率と医療・衛生を考えたら人口はあんなもんだと思うけどね。北センチネル島ってご存知ですか?
およそ200万年人類は石器時代だったらしいし、環境整うまでの人口増加は寿命の短さと食料の問題で微々たるものでしたよね
取り尽くされた地表資源の少なさから文明再興の難易度が高いとも作中で指摘されていたし
なんか矛盾した理論で矛盾指摘しているように感じました
残念です
それに村の人達が今のままでいいと思えば文明なんて進まないし
最初の当たり前の疑問もあります
ライオンは前方のものに対して顔を向けることで焦点を合わせて口をあける事で目への防御そして上そして下から的を引っ掛けることで怪我を負わせて最終的に致命傷を負わせる
というのがライオンとカバの完璧な攻撃方法になっています。
カバは免疫力の低下が盲点でライオンはそれをカバーする目的にたてがみで致命傷を減らす目的に進化してきました。仮に何らかの硬いところに力が働いても体を低くすることで仰け反る事を防いで逆に力が加わることで後ろへ飛ばされるようになっています。
そこから考察しても動物の体重を考慮しても上方向へ力が加わるわけでもなく原作の一カットから見ても何かがあったその理由がなければライオンが仰け反りブジョー体勢になることは考えにくいといえます。
百夜がプラチナを集めていたことは何も不自然ではないでしょう。なぜならプラチナは化学の超重要素材である硝酸の大量生産のため必要になる物だから。別にナイタールの為に集めていたんじゃないと思う。
ロマンが無い記事。いかにも科学王国民が書きそうな。
石化した一般民がプラチナ身に付けてて、それを千空が見つけてたら漫画として面白くない。
漫画なんて殆どが非科学的なんだから、こんな考察は意味ないんじゃない。
それもだけど他のが腐敗しちゃったらプラチナなんて使ってるの小さいし自然災害起きてるんだから土の中でしょそこらに見えてる石像だって1部見えてて土の中に埋まってるかもしれないし
コメント失礼します。
私もこの作品を物凄く楽しく拝見しています。が、どうしても気になる点があります。
主様とは反対に、どうやって生き残り6人からあんなに人口を増やせたのか?
たった6人では血が濃くなって結局は寿命が短くなり長生き出来ないはず?
その辺りが分からない千空ではないと思うのですが…。
それなのに石神村と宝島、更に宝島ではいくつかの集落があるようで、
6人から人口が増え過ぎという点が私個人は気になっています。
あと、3700年後は建物が風化か老朽化か、ほぼほぼ姿を消している描写ですが、
その建物内に居た千空や学生達、その他石化した人間(石像)が
よく壊れずにいたなぁと思っています。私の中では建物が壊れる際に
石像も一緒に巻き込まれて壊れそうな感じです。
漫画的に石像が初めから壊れていては千空が復活出来ず物語にならないのは
重々分かっていますが(笑)でも司が石像を破壊して間引きという描写がある以上、
石像は壊れる・壊せる設定、建物は壊れたのに建物内の石像は無傷、には
無理があるかなぁと。建物が風化であっても2階(以上)に居た千空の石像が
落下したらやっぱり石像は壊れてしまうかなぁと。
せめて千空は建物の外に居て石化した、なら千空は壊れずに居ても
個人的には問題なかったと思うのですが…
超個人的な意見ですが、私は科学や化学に詳しい訳ではありませんが、
一般的な貴金属やアクセサリーのプラチナは純プラチナではありません。
一般的には9:1で9割は確かにプラチナですが純プラチナだと柔らかくなり
変形防止等硬度を上げる為に加工してます。その混ぜ物が何かは忘れましたが、
その混ぜ物のせいかどうかも分かりませんが、純正ではないものが
3700年経っても完全に残るというのは実際には分からないと思います。
この作品は謎や若干無理(?)矛盾(?)があったりしますが、それを考えるのも
やっぱり楽しいです。
なので、まだまだDr.STONEから目が離せなません。
他の方も書いている通り、血の問題だけは決して解決しない。ハプスブルク家が現にそれで滅亡した。
意図的に人口の増加を目的として、男女3組で生活しているのであればそこまで不自然な人口の増加傾向でも無いと思います。
石神村も飢餓で今の人口まで減ったというのもありましたし、3700年の間に多少減ったり増えたりはしていたのでしょう。
6人からこの規模の人口になる方法論が無いわけではないと思うので、初期6人も考えながら人口を増やしていったのではないでしょうか。
石像の強度に関しては、可能性としてあるのは石は経年劣化するという事なので石化直後〜数千年は崩れない強度だったと考えています。
3700年の時が経ち、司によって破壊できたり、自然に崩壊してしまう強度にまで下がってしまったのかと。
でなければ、指摘の通り塵芥になってしまっているはずですものね。
ただそうなると、宝島の石化装置によって石化した石像たちが簡単に破壊されてしまっている事が説明できません。
これに関しては自分なりの考えですが、最初の石化光線と現存する石化装置の仕組み(もしくはクオリティ)が異なるのではないかと考えています。
千空は松風の石片から、数百年前の石化被害者と判断しています。
その松風が生きていた頃(数百年)に石化装置が空から大量に降ってきたとの証言から、この石化装置は最初の石化光線から3千年近い月日が経った後に現れたものだという事です。
現在、判明している情報からだと石化から3000年〜3700年の間に起こった出来事は一つだけです。
番外編「Re:boot 百夜」より石化後3200年時点でREIが地球に衝突予定の小惑星を発見。
その迎撃の為に4000機の無人宇宙船を開発し、石化後3550年に小惑星に向けて発射、小惑星を迎撃しています。
この番外編はifのストーリーですが、実際の百夜の行動など、メインストーリーと共通の部分もある事から、ある程度メインストーリーに関わってくるところがあるのではないかと考えています。
関係ありそうな出来事としては、
・前述の小惑星の飛来及び迎撃
・太陽系外から飛来した有機資源
・REIの無管理状態でのISS制作
などがあります。
AIによる、より高性能なAIの作成は所謂技術的特異点と考えられます。
ホワイマン=失敗したREI説は多くの方が考察されていますが、自分的にもしっくりくるかなと。
リリアンの音声データが破損し言語が話せなくなったREIからの通信→千空の音声データ取得・解析→石化装置発動という流れは自然ですね。
そう思うとホワイマンの「なぜ?」は「なぜ生きている?」ではなく、「なぜ迎えに来てくれないの?」という意味なのかもしれませんね。
さらにREIは百夜達が最初に着いた島(宝島)の位置を把握しています。
石化装置を作成したのが、REIだとするとそれを宇宙から飛来させるというのも可能かなと。
ではなぜそんな事をしたのか?
千空も考えていましたが、石化は本当に攻撃なのか?という事ですね。
千空達の使い方からも分かる通り、この装置の本来の使い方はおそらく治療用なのだと思います。
そして序盤で千空が、「石化を魚に対して行えば冷蔵庫いらず、復活液でいつでも新鮮なまま食い放題」と言っていた通りもう一つの使い方は保存。それも長期的な。
そう考えてみると、最初の石化光線は人類の長期的な保存を考えて行われた物で、石化装置による石化は短期間での治療を目的としたテクノロジーだと考えられます。そうすると最初に述べた石像の耐久強度の問題も納得できる気がします。
むしろ石化装置による石化は破損がなければ自然に風化して戻る可能性もありますね。
その代わり石化した状態で破損しやすいみたいな。
そして、最初の石化光線は石化した状態での破損はしにくいが、石化解除に時間がかかるといった仕様だったり。
松風の腕にあった印はそこだけ白く破損していました。
つまり、元からあった家紋等ではなく石化してから彫られた可能性が高い。
なぜか?破損があると自然復活が行われない事を知った何者かに石化後に彫られたというのが考えられます。
コハク・キリサメ並に強いのであればその戦力を見込んで念のために破壊しなかったというのも納得ですね。
なので石像の強度に関しては現在分かる範囲で考察するとこんな感じになりますね。
あくまで個人的な推論になりますが。
文明の発達スピードが現実の地球に比べると遅いと言うのは仕方ないと思う
そもそも現実は中東で文明が生まれ、製鉄技術がヨーロッパとアジアに渡って
戦争が起こる度に科学技術は進歩し、農業革命と産業革命で今の人口になった
一方でDr.stoneの数千年経った地球では人類同士の戦争は千空たちが復活するまで
起きておらず、海上交易もないので大量生産の概念がないから人口爆発にならない
なので現代の地球では3千年経てば数十億人になっているはずというのは違う気がする
そもそも原発や核ミサイルは放置され、劣化したプルトニウムが漏れている地球は
おそらく自分たちが知っている環境ではなく、歴史や物理法則が全く通じないと思う
そもそも金髪碧眼は劣性遺伝子で、あの世界が現実に基づくと絶滅しているのが妥当
あといくら宇宙ステーションの生き残りの子孫が石神村の住民全員にするのは
おかしいので、おそらく作中でも石神村から別の地域から人間が移住したと思う
そうしないと血族結婚だけだと短命や発達障害になりやすく、滅びてしまうね
自分はDr.stoneのアニメしか見てない人間なんですが(絶賛二期視聴中)、この記事に書かれた疑問点でいくつか自分で考えてみたことがあります。
一つは人口問題。3700年経ったのに人口が少なすぎるとのことですが、これは場所が関係しているのではないでしょうか。
日本の発展の鍵は大陸との交流にあります。現に農耕技術が大陸から入ってくるまでは稲作は行われていませんでした。日本は元々、狩猟・採集で生活を支えられる程度に土地が豊かなので、わざわざ農耕技術を開発する必要はありません。当然大陸からも技術の伝来は無いわけですから、人々は永遠に狩猟・採集をして生きていくことになるわけです。狩猟・採集だけでは人口増加=食糧危機となってしまいますので、人口の増加スピードに待ったがかかるのは当然の流れだと考えられます。
ドクターストーンの世界では大陸からの技術の伝来がなく、ずっと縄文時代が続いていると考えると腑に落ちるかと思います。
二つ目に文字の話。これも土地柄で説明できると思います。
文字はそもそも、権力者が民から年貢(作物)を取り立てるため、収穫高などの記録が必要だったことから発明されたという説があります。この説を支持すると、農耕がないドクターストーンの世界では文字が必要ないことになります。
つまり、百夜達が伝えた文字の概念が時とともに風化してしまった可能性があるのではないでしょうか。(それにしても百物語だけでも文字継承すれば効率が良いのになとは思いますが…)
最後に石化の光についてです。正直、これに関しては漫画の方で〝原因が光である〟と明記されているのなら違うのですが、そもそも石化の原因それ自体は何らかの物質なんだと思います。
つまり人体の石化を引き起こす原因物質が散布され、その物質自体が光ってたので漫画内では〝石化の光〟と表現されているのではないでしょうか。だいたい、光に石化効果があるなら宇宙ステーションから現象を肉眼で確認した時点で石化しているはずです。その点原因が物質であると考えると、地球の重力の影響を受けて地表のみにとどまるはずです。
ここまで考察しましたが、他の問題は正直投稿者様と同じく矛盾を感じます。自分は他にも、司本拠地から石神村までの距離と時間の関係とかに違和感を感じてました笑(今アニメでやってるとこらへん)
いつか全部がきちんと理由付けて説明されると良いですよね。
人口とかも指摘通りだし無人島脱出も6人の中の2人が試みて帰ってきてないのが示唆されてる。
光に関しても高さだけじゃなくて宇宙に出るまでに何層も通るから吸収されるし地磁気の影響も受ける。