どうも、まんぼうです。
さて今回は私の好きな紅茶についての話を書きたいと思います。
今回紹介する紅茶はインド南部ケララ州で生産されているニルギリ紅茶です。
インドと言えばインド東北部に位置するダージリンやアッサムが有名ですが、インド南部でも紅茶の生産はされています。
その中でも代表的な産地が今回紹介するニルギリです。
ニルギリはタミル・ナードゥ州ニーラギリ県のニルギリ丘陵で生産される紅茶です。
ニルギリの大体の位置 インドの紅茶の生産は主に東北部に位置するダージリン・アッサムが一番多いですが南部のニルギリやケララ州にあるハイレンジやカナンデヴァンといった産地でも生産されています。
日本で一般的にインド南部の紅茶として有名なのがこのニルギリです。
ニルギリ紅茶は同じインドのダージリンやアッサムとは違い、どちらかというとセイロン紅茶としても知られるスリランカのお茶に似た特徴を持っています。
スッキリとした渋みと飲みやすい口当たりが特徴です。
水色は鮮やかな赤みがかったオレンジ色で、クセのないマイルドな香りです。
西からの季節風の影響を受けるためクオリティーシーズンは1-2月。
季節柄ウィンターフラッシュと言われることもあります。
緯度的に気候がスリランカに近く生産される紅茶もセイロン紅茶の風味と似たものとなるようです。
日本への輸入量はあまり多くなくどちらかというと普段飲みに適した低価格帯の物が多い。
生産される紅茶の多くはBOPで生産されており、ストレートでもミルクでも飲みやすいものが多いです。
最近は品質が向上してきており、農園によっては少し挑戦的な紅茶を生産しているところもあります。
上質なものはフルリーフで生産されることが多いようです。
ニルギリの紅茶は上での書いたようにスリランカのお茶に似た特徴を持っており、ストレートでもミルクでも美味しく飲むことが出来ます。
ですが、上質なフルリーフの紅茶はストレートで、リーズナブルなBOPはミルクで飲むのがおすすめです。
ニルギリ紅茶はクセがなく渋み・苦味・香りのバランスがよいのでホットで飲むのも勿論美味しいのですが、アイスティーにして飲むのもおすすめです。
特にニルギリの紅茶はクリームダウンを起こしにくいと言う特徴もあり、アイスティーにしたときに濁った色になりにくいというのがアイスティーに向いています。
また苦味や渋味が際立った味では無いのでアイスティーにしたときにも口当たりが良いです。
今回はインド南部ニルギリの紅茶について書いてきました。
ニルギリのお茶はまだあまり知名度が高くないのですが、中にはとても上質で芳醇な香りのものや、挑戦的な作り手によるとても個性的な紅茶など今後大きく評価を買えるかもしれない斬新な物もあり、ポテンシャルの高い産地だと思います。
というわけで今回は、ニルギリ紅茶の特徴と美味しい飲み方!アイスとホットどちらがおすすめ?についてでした。
ではまた。
まんぼうです。 多趣味なアラフォーおじさんが気になることや体験談などを書いています。
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