ドクターストーンの石化光線の性質
- 発光している
- 放射状に地球全土を覆う
- 建物の中にいても効果がある
- 宇宙には届かなかった
- 人間と燕にだけ効果がある
発光している
地上で石化光線を見た千空や大樹にも光として見えていた。
また宇宙空間から見ていた百夜たちからもオーロラのような光が見えていたことからかなりの光量を持った光であることは確か。
放射状に地球を覆う
人類の石化前に燕が石化をしていてその分布を千空が調べています。
その分布も宇宙から見た光の広がりも放射状に時間差で発生している。
建物の中にいても効果がある
千空はガラス越しとはいえ建物内にいたが光を浴びたところから石化していった。
気密性の高い飛行機のパイロットも石化している。
宇宙には届かなかった
別の記事でも書いていますが、上空400kmちょっとのところにある宇宙ステーションには光は届きませんでした。地球の半周で20000km位あるので距離的には届くはず。
人間と燕にだけ効果がある
最大の謎ポイントである何故か人間と燕にだけ効果があるという性質。
しかも燕に影響するほうが早かったので千空はSNSからその発生の起点を探っていた。
なぜ石化光線は宇宙ステーションに届かなかったのか
石化光線がなぜ宇宙ステーションに届かなかったのかを考えるためには石化光線の性質を検証して仮説を立てる必要があります。
宇宙ステーションに石化光線が届かなかった理由について考察してみます。
先程あげた石化光線の性質から光線では無いことは明らかです。
光は多少の屈折で向きを変えることは有っても地球の球面を撫でるような動きをすることはないです。波及する速度なども考えると光の速度とは程遠い速度になるので光線という表現は無理がありますね。
では一体この光線の正体はなんなのでしょうか?
いくつか仮説を考えてみます。
- 放射性物質的な微細粒子説
- 新種のウイルス・細菌説
- 謎のナノマシン説
- やっぱり光説
放射性物質的な微粒子説
アニメで描写されているような速度では拡散しませんが、一番近い広がり方をするのが微粒子です。
福島原発の爆発の際には放射性物質が10日でアメリカに到達し約3週間で地球を一周したと言うのをみましたので、一番現実的に近いのはこれだと思います。
海底5000mにも沈降していたそうなので空気中だけでなく海中までカバーできますね。
ただ、拡散が偏西風によって東に流れるように拡散するのでアニメで描写されているような南米から円形を描くような拡散はしないと思います。
新種のウイルス・細菌説
空気感染のウイルス・細菌の場合上の微粒子と同じような拡散になりますが空気に含まれる何かを触媒として拡散するようなものであれば円形に効果範囲を拡大していくと言う事は考えられるかもしれません。
そんなウイルスも細菌も聞いたことないですけどね・・・。
謎のナノマシン説
ナノマシンなら何でもできる説だけど、科学を売りにしているんだから現代科学で実現可能でないものを原因にはしないよなぁと思うのでこの辺は可能性薄いでしょうね。
やっぱり光説
と思ったけど迫ってくるのが視認できるわけないよなぁと思うのでこれはない。
なぜ宇宙ステーションに届かなかったのかということを考えるとこの石化光線は重力の影響を受けている可能性が極めて高いと思います。
個人的見解としての有力説
微粒子の入り込む隙間さえあれば効果が発生すると考えれば特異な放射線のようなものを発生させていると言う設定が一番しっくりくるような気がします。
これはウイルス細菌説も同じですが、効果のある光を出し尽くしたら無害化するようなものでないと宇宙から降りた百夜たちも石化してしまいますから、増殖するウイルスや細菌だと数日単位ではなくなっていなさそうです。
放射線であれば半減期というものがあるのでその半減期が短周期のものであれば数日のうちに無効化されていてもおかしくないのでは無いかと思います。
いずれにしても爆発の発生が南米で反対側にある日本まで効果を持ちつつ到達し百夜たちが降下するまでに効果を失うというのは都合が良すぎる気はしますけどね。