本好きの下剋上の第2期は原作の第2部全編?
本好きの下剋上の第1期は原作の第1部とほぼ同じ内容になっているので第2期もおそらくですが第2部を1クールにまとめての放送になるのではないかと思います。
原作が明確に区切られているので今後第3期などが制作されるとしても原作の部区切りで制作されるのでは無いかと思います。
第2部の簡単なあらすじ
第2部はマインが青色巫女見習いとして神殿に入るところから始まります。
マイン工房を存続させつつ巫女見習いとして神殿で働き始める。
側仕えに付いた灰色神官・巫女見習いは揃って何かしら問題を抱えていたが、きっかけを得て関係は改善されていく。
工房では紙の量産から印刷の開発へと至る。
本好きの下剋上の第1期のあらすじとレビュー
本好きの下剋上の第1期は全14話と外伝の14.5話で合計15話になっています。
外伝は直接本編に関係のないサブストーリーなので実質14話ですね。
地上波放送もあるアニメで14話っていうのは割と珍しい気がします。
第1期あらすじ
図書館への就職の決まっていた本須麗乃(もとすうらの)は自身の事故死によりある日突然異世界の少女マインとして覚醒する。
転生した世界は地球での中世ヨーロッパのような世界でマインは両親と姉の4人家族の末娘だった。
マインは超がつくほどの虚弱体質であり他の子供が家の手伝いで森などの採取に行くのが普通だが、マインは虚弱体質故に基本的に一人で外には出られない。
この世界には庶民に読める本がないと知ったマインは本を作ることを決意する。
同世代のルッツとギルベルタ商会のベンノの助けを得ながら本を作るための紙づくりを始める。
マインの虚弱体質の原因が魔力持ちの平民がかかる身食いという病だと判明するが、平民にその病気を治すすべはなく、また緩和する魔道具も希少な上に高価で殆どの場合は7歳の洗礼式までに亡くなってしまう。
洗礼式の日に神殿で倒れ、寝かされていた部屋から抜け出したマインは神殿の書庫を見つけ本が読みたいがために衝動的に神殿の巫女になることを宣言してしまう。
魔力を神殿長に利用されそうになり両親を盾に取られるが怒りで魔力による威圧を発動させ屈服させてしまうが、神殿長が不正を働いていた事実もあり神官長により不問とされ両親ともども家に帰ることができた。
これをきっかけにマインは本来貴族の子息しかなれない青色巫女見習いとして神殿に入ることになる。
マイン(本須麗乃)
マイン
第1部では6歳から7歳。
大体週の半分は寝込んでいる位虚弱であるが、先天的に魔力を持ちコントロールできないがゆえの病気である身食いのせいである。
麗乃の意識が覚醒したのは本来のマインが死に、その器に麗乃の意識が入ってしまったような表現がされている。
本須麗乃
アニメでは語られないが設定では大学卒になっている。
なので転生前は就職の決まった大卒なので22歳以上であることは確かである。
ちなみに転生するきっかけになったのは本好きが講じて積み上げた本が地震で崩落して下敷きになって亡くなったかららしい。
22歳の頭脳で6歳の精神年齢
精神年齢は肉体に引っ張られているのか本人が単純に非常識なのかはわからないが、前世の知識をフル活用する反面非常識な行動も多く見られるのでレビューでは賛否が別れています。
基本的に本が絡むと盲目的でポンコツになる傾向が強く、その過程の紙作りの作業で怒りで魔力が高ぶり倒れる場面が結構あります。
このアニメ(原作も含むかもしれませんが)では黙って乾燥のためにおいておいた木簡を薪にされたことで母親に対して怒り狂ったりする場面があり中身が成人しているとは思えない行動を取ることがあり、レビューでは評価が下がる原因となっています。
知識は持ってきたけれど、一般常識は忘れてきた。そんな感じです。
某死神小学生も高い頭脳を持ちながら割と非常識なので「体は子供、頭脳は大人」なキャラクターの特徴なのかもしれないですね。
作品のレビュー
良いレビュー
- 転生先が貧乏・虚弱というハンデがありながらのし上がろうとするのがよい
- 家族との絆がよい
悪いレビュー
全体的な評価としては家族同士の絆がよく分かるストーリーであるということいい評価でよく上がっています。
悪い点としては前世の記憶や知識を駆使するのに非常識な振る舞いが多くちぐはぐな印象を持つ人が多かったみたいですね。