どうも、まんぼうです。
今回は7つのムダ【かざふてつどう】について書いていきたいと思います。
【かざふてつどう】とは7つのムダの頭文字を取ったものです。
カザフ鉄道という鉄道は実際にあるんですが、正式にはカザフスタン国営鉄道と言って・・・、どうでもいいですね。
気を取り直して7つのムダを上げていきましょう。
か:加工ざ:在庫ふ:不良手直して:手待ちつ:作りすぎど:動作う:運搬
か:加工
ざ:在庫
ふ:不良手直し
て:手待ち
つ:作りすぎ
ど:動作
う:運搬
この7つのムダの頭文字を取ったのが【かざふてつどう】といわれます。
それではそれぞれの内容について解説していきます。
加工といえば必要な物のように感じますが、よくよく考えると不要なものがあったりします。
例えば溶接してからネジ止めをするなど工程を変更してか不要になったのに手順だけが残ってしまった加工などがこれに当たります。
必要以上の材料、完成品の在庫を持つこと。
過剰な在庫はスペースを圧迫し、管理の手間も増えてしまいます。食品などであれば鮮度が落ちたりもしますね。
言うまでもないムダですね。
廃棄せざるを得ないとか余分な修正作業が必要になるムダです。
作業ができない時間のことで、ライン作業などで前工程から仕掛品が上がってこないために作業ができない時間が発生することです。
必要以上に生産してしまうムダの事。在庫のムダにもつながりますし、作りすぎている時間で本来行うはずの作業がおくれてしまうなどのムダが発生します。
作業する上で不要な動作、移動のことで、手を伸ばす、しゃがむ、持ち替えるなどの動作がこれに当たります。
作業の段取りや、物の配置で省けるムダですが、これが当たり前灯って作業していると案外気づきにくいものです。
動作のムダにも通ずるものはありますが、次工程までの距離が遠かったり往復する回数が多いなどものの移動が不必要に多いのが運搬のムダです。
これらのムダを解消して行くことが作業効率の改善につながっていきます。
最も効果的なのは作業環境の3Sつまり整理・整頓・清掃を徹底して、不要なものをおかない作業がしやすいように乱雑にものを置かない、配置しない作業動線を確保して安全と作業性を確保するということが重要になります。
例えばライン作業と言われる方法は運搬や動作、手待ち、在庫のムダを省いていった結果編み出された方式の一つです。
7つのムダはそれぞれが単独で存在しているわけでは無く、複合する要因によっても存在しています。
作りすぎから在庫のムダが生まれ、在庫するために運搬して仮置きをし工程が連続しないから手待ちが発生し、無用な運搬をするから破損による不良が起こったりします。
このように一つのムダが連鎖的にほかのムダにもつながっていき作業に無駄がふえていくのですね。
ムダ取りの作業というのは主観で見ると気づきにくいのですが、一度同じ作業をしている他の人を見ていると気づくこともあります。
実際にやっていると面倒だなと感じる作業にはムダがひそんでいることが多いので、何か面倒だなと感じたら、何が面倒なのか深く掘り下げて見るとムダが見えてくると思います。
・【かざふてつどう】とは7つのムダの頭文字を取ったもので加工、在庫、不良手直し、手待ち、作りすぎ、動作、運搬の頭文字をつなげたもの。
・それぞれのムダは連鎖的にほかのムダへとつながっていくが、改善することで相互的に改善につながっていくことになる。
というわけで、かざふてつどうって何?ムダ取りの基本の解説でした。
ではまた。
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