どうも、まんぼうです。
さて平昌オリンピック始まりましたね。
開催の準備がギリギリまで完了していなくて色々と懸念されていた今大会ですが、競技も始まり各種目の成績もニュースで見るようになりました。
そんな中たまに見かける不思議な略号があり「なんじゃこりゃ?」と思っていたのですが、それがOARという略号です。
私はフィギュアスケートの結果で何を意味するのかはわかりましたが、詳しいことまではわからなかったので、ちょっと調べてみました。
まずなぜ私がフィギュアスケートの結果で意味がわかったのか?をお話しておきます。
yahooニュースで「フィギュアスケートの団体戦でエフゲニア・メドベージェワ(OARとは)が最高得点を出した。」というニュースを見たからです。
メドベージェワがロシアの選手であることは知っていたので、このときにOARのRはロシア(Russia)の事かと理解したわけです。
ご存じの方も多いとは思いますが、ロシアは国家ぐるみのドーピング疑惑が取り沙汰され、未だにその真相が明らかになっていません。
その為今回のオリンピックではロシアは国際オリンピック委員会(以下IOCの)からドーピング違反のペナルティを受け、国家としての参加ができなくなってしまいました。
もちろん国家ぐるみでのドーピングの疑いがあると言っても、ドーピングに手を染めていない選手も沢山いますので、それらの選手の救済措置として、ドーピング違反をしていないと潔白を証明できた選手は個人としての参加を許可されたわけです。
前置きが長くなりましたがOARとは”Olympic Athletes from Russia”の略です。
つまりロシアから来たオリンピック選手と言う意味ですね。
今回はロシアが国家としての参加ができなかったため【日本選手団】などといった国の代表という呼称では無いんですね。
なのでロシア選手団では無くロシア人選手団という方が日本語訳としてはより実像に近いものだと思われます。
過去にはインドやクウェートなどがオリンピック開催時にIOCの制裁下にあり、独立参加選手団として参加しています。
ほかには本国とは別の選手団として参加するケースがあります。
イギリス領ヴァージン諸島選手団や、香港選手団などですね。
これらの地域は本国の行政下にありますが、独立した選手団として出場しています。
香港は中国返還まではイギリス領香港として、返還後は中国香港として選手団を派遣しています。
台湾もチャイニーズ・タイペイとして選手団を派遣していますが、国際的には独立国としてみなされないため、中国の一地域としての形になります。
独立参加選手団と違うのはオリンピック旗ではなく地域の旗や所属のオリンピック委員会旗を使用していることでしょうか。
こちらはIOCのによる制裁ではなく、植民地時代の名残や内乱の名残という感じになるでしょうか。独立した地域として認められるには該当地域のオリンピック委員会がIOCに承認されていることが必要なようです。
今回は香港と台湾の選手団がいますね。
また韓国と北朝鮮は合同選手団としても参加しています。
こんな感じですかね。
ではまた。
まんぼうです。 多趣味なアラフォーおじさんが気になることや体験談などを書いています。
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