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どうも、まんぼうです。
10月22日の即位礼正殿の儀の日に神秘的なことが次々に起こって話題になりましたね。
https://sunfish-nest.net/archives/2521
この日に儀式のさなかにカラスが鳴き八咫烏を彷彿とさせるという物がありました。
同じく儀式の前に雲がかかりそれが天叢雲剣の力ではないかとか、儀式が始まる前に光が指したのは天照大神の御力のようだとも言われました。
天叢雲剣といえば草薙の剣ともいわれる三種の神器のうちの一つです。
同じく三種の神器である八咫鏡と同じ八咫と言う言葉のついた八咫烏にはなにか関係があるのでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました。
天叢雲剣(草薙の剣)、八尺瓊勾玉と並び三種の神器の一つとされる八咫鏡ですが、その名前の由来は大きな鏡と言う意味からとされています。
古来「八」は数字としての8という意味と多い、大きいを形容する言葉でもあり当時の技術で大きな鏡だったから大きな円周の鏡と言う意味で八咫鏡となったと言われてます。
また別の説では直径1尺の円周を4咫(あた)としてその2倍の直径2尺で円周8咫として計算し、円周約147cmの円鏡であるから八咫鏡になったともいわれている。
実際の神器をみることはかなわないが、収められている箱から推察するとこの計算の大きさでは無いらしいです。
ただし弥生時代にはこのサイズの鏡は製造されていたことが確認されているので、現存するものが代々受け継がれてきたものとされてはいますが、途中で違うものと入れ替わっていたと言う可能性もあるのかもしれませんね。
八咫烏は熊野の国から大和の国へと初代天皇である神武天皇の道案内をした高皇産霊尊の使いとされている三本足のカラスとされています。
ここで言う八咫とは親指から中指を広げた長さ約18cmを1咫として144cmのカラス言う意味になります。
こちらも八咫鏡と同じく「八」が大きいを形容する言葉として使われているとされているので、単に大きなカラスというのが本来の意味となるようです。
足が3本なのは中国の陰陽五行説の三足烏(さんそくう)の伝承と日本の神話の神鳥が融合して現在伝わる形になったのではないかと言われています。
八咫烏はサッカー日本代表のエンブレムについていることでも有名ですね。
調べてみた結果八咫鏡と八咫烏には特に接点はないということがわかりました。
それぞれが大きな〇〇と言う意味からついた名前であるということからたまたま同じ八咫と言う言葉がついたということになります。
八尺瓊勾玉もそうですし、天叢雲剣は八岐大蛇を討伐した際に尾から出てきた剣であり、三種の神器の全てに「八」が関係していますね。
話はそれましたが、八咫鏡と八咫烏はたまたま同じ長さの尺度で大きいと表現されたため、八咫が一致しただけでお互いに関連のある逸話はありませんでした。
調べ見た結果八咫鏡と八咫烏には特に関係はありませんでした。
どちらも大きなと言う意味がついているわけですが、たまたまその尺度が同じだったと言うことですね。
というわけで今回は、八咫鏡(ヤタノカガミ)と八咫烏(ヤタガラス)って関係があるの?名前の由来と意味についてでした。
ではまた。
まんぼうです。 多趣味なアラフォーおじさんが気になることや体験談などを書いています。
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