痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思いますの原作との違いは?
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思いますの原作
原作は小説、コミックともにKADOKAWAから発刊されていますが、もともとは小説家になろうに連載されているウェブ小説が原作となっています。
アマゾンの商品リンクを貼っておきます。
このKADOKAWA版のもとになった小説家になろうに連載されているのがこちら
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(小説家になろう)
2016年6月から連載されていて、KADOKAWAからの小説が現在8巻まで(2020年2月)コミックが2巻まで発売されています。
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思いますのアニメと原作の違いは?
レビューの中で多かったのが舞台となっているVRMMORPGの設定がガバガバというものが多かったですが、原作では冒頭で作者からの注意事項としてご都合主義的展開があることやVRMMORPGとして完成されたゲーム性を求める人は読まないでねといった旨の注意書きがなされています。
アニメやコミックでは冒頭でその説明がなされていないこともあって評価が芳しくないです。
今の所ストーリーや設定には大きな差は無いようですが、肝心なところの説明がぬけているのでアニメ版だと説明不足になっている部分が所々出てきているようです。
例えば序盤でメイプルが取得した絶対防御というスキルは・・・
1時間の間、攻撃を受け続け、かつダメージを受けないこと。
また魔法、武器によるダメージを与えないこと。
という条件になっています。
アニメ版ではこの条件が示されただけでこのスキルの特異性が明らかにされていません。このスキルの存在や取得条件をクリアした理由などがとても大事な部分なのですが、その説明が端折られているために中途半端になっています。
原作ではこれに加えてなぜメイプルが取得できたのかと、他に取得したプレイヤーがいない理由が説明されています。
大盾でさらにVITに極振りをしているプレイヤーは皆無に近いこと、更に序盤の雑魚モンスター相手に攻撃もせず1時間も攻撃を受け続ける奇特なプレイヤーが皆無なこと、大盾であってもVIT極振りでなければダメージを受けないという条件がクリアできないことが説明されています。
レベルや装備が上がればVIT極振りでなくとも序盤の狩場で取得は可能かもしれませんが、普通のプレイをしていればレベルに応じた狩場に移動するというものあると思います。
ちなみにですが、私が以前やっていたゲームでは一般的に初期村といわれている村に帰って初期の敵に攻撃をさせ続けるという暇つぶしがあったのでありえないことでは無いとは思います。
メイプルが参加したイベントが第1回だったことを考えるとサービス開始からそれほど経っていないゲームなのでしょうね。
説明不足なところがあるのでアニメだけを見るよりは原作と合わせて見たほうが楽しめるアニメなのではないかと思います。
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいとおもいますの評価は?
プライムビデオとネットの評価
特に前情報もなく見始めたので最初の判断基準は配信サービスについた評価とかアニメの総合サイトの評価になると思うのですが、私の見ているプライムビデオでは評価星3になっています。
プライムビデオの評価は極端な高評価がつくことは稀で大体3から4の間に収まることが多いですから全般的な評価とすると低めの部類になると思います。
アニメの評価サイトでは高評価1:低評価2くらいとなっていたのでこちらも低めですね。
私が参照したサイトはどのアニメも高評価が上回ることがない辛口採点のようなのでまだ1/3の支持を得ていれば割とマシなほうと見ていい感じがしました。
低評価のものだと高評価1:低評価9位のものもあるので3割高評価あれば普通レベルなのかな?
個人的評価
特に前情報もなく見始めたというのは先程も書きましたが、さっと3話まで続けてみました。
個人的な感想としては対人もあるMMOPRGが舞台の内容なのにほのぼのしてるなぁと言うのが最初の印象ですね。
ゲームの設定とか色々と突っ込みどころもあるんですけど、どちらかというとゲームプレイをライブ配信で見たりという感じに近いのかなと思います。
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思いますは面白い?
個人的な意見にはなりますが、面白い部類だと思います。
ゲームとしての完成度を加味するなら結構あれなところがありますが、ゲーム初心者が無自覚に無双する、しかも盾職でというのは面白い設定だと思います。
ライトユーザーの女の子を見守るアニメと思って観ればそこそこ楽しめるアニメなんじゃないかと思います。
作画や演出がちゃんとしているというもの良いところですね。
視覚的に見づらいなと感じるところはありませんでした。むしろ最近の作画崩壊の多いアニメの中ではかなりきれいに仕上げられていると思います。