なぎスケはぷっすまの後継番組なの?
なぎスケという通例化した二人の呼び方はぷっすまから始まったものなのは割とよく知られた事実ですが、なぎスケは本当にぷっすまの後継番組なのか?というところについて気になりますね。
なぎスケの制作会社はぷっすまと同じケイマックス
なぎスケはアマゾンプライムのオリジナル番組として制作されていますが、その制作会社はぷっすまの制作を請け負っていたケイマックスです。
本人たちも初回から事あるごとにぷっすまのときになどという会話をしていることからもわかるように本人たちもなぎスケという番組はぷっすまの後継番組、正当な続編として考えているのがわかります。
なぎスケの番組のキャッチコピーは
「夢中になれることがない男たちの・・・二回目の旅です。」
となっていて1回目とはなんぞやというと言わずもがなということですね。
初回のシガーバーでのオープニングなんかもぷっすまの初回放送のバーでの小芝居を意識したものになっています。
番組の構成もぷっすまの構成に近い流れで制作されていて、少し違いもあるのですがそれは下の項目で触れたいと思います。
なぎスケの名前の由来はぷっすまでの二人のコンビ名的なもの
なぎスケという番組名のもととなったのは上でも少し触れていますが、ぷっすまの番組内で二人をまとめて彅スケとよんでいたことに由来します。
彅がひらがななのは一般的にネット配信で使われる文字に彅を使えないからというのもあると思いますが、文字数的に二人の名前から均等に取りたかったというのもあるのかもしれませんね。
なぎスケとぷっすまの違いは?
なぎスケになってぷっすまとどう変わったのか違いについて書いていきたいと思います。
放送媒体が地上波からネット配信番組に
最大の違いは放送される媒体が既存の地上波や衛星放送といった民放テレビ局からアマゾンプライムビデオ独占配信のネット配信になったことですね。
アマゾン独占配信なので現段階ではアマゾンプライムに加入する以外で視聴することはできません。
今後DVDなどの発売があれば別でしょうが、現段階ではDVDなどの発売の予定は無いようです。
番組のコンセプトはあまり変わっていない
ぷっすまのときのコンセプトは番組側が用意した課題や挑戦をクリアしていくという内容が多かったですが、今回はゲストがなぎスケと一緒にやりたいことや紹介したいことを一緒にやるというコンセプトになっています。
テーマを提供するのが番組からなぎスケとゲストに対してだったのが、ゲストからなぎスケにという形になっています。
が、基本的にはなぎスケとゲストが一緒に課題や挑戦をクリアしていくという流れなので根幹となるコンセプトはぷっすまのときと大きな違いは無いと思います。
進行役がいなくなった
なぎスケになり放送媒体が変わったためにぷっすま時代はサブMCGや進行役としてテレビ朝日のアナウンサーがつくことが多かったですが、なぎスケでは進行役はゲストがカンペ片手に行うスタイルが多いようです。
奔放ななぎスケに任せると進行しないことを制作側がよくわかっているなと思うところですね。
これにはアマゾン制作で比較的制作予算はあるとは思いますが、出演者を減らして製作コストを下げたいという懐事情もあるのだと思われます。
ナレーターが伊津野亮から近藤サトに
そしてもう一つの違いは番組の印象を変えている最大の違いと行っても良いかもしれません。
それがナレーターの変更です。
ぷっすま時代は伊津野亮が担当していましたが、なぎスケでは元フジテレビアナウンサーの近藤サトが担当しています。
ハイテンションなナレーションが特徴だった伊津野亮から落ち着いた印象のナレーションの近藤サトになったことで深夜バラエティ感は薄れたような気がします。
あのテンションは賛否あるとは思いますが、ある意味ぷっすまの象徴のようなものでも合ったので少しさみしい感じはありますね。
1本あたりの実視聴時間が長くなった
枠の決まった地上波や衛星放送と違いネット配信になったことでCMの時間がなくなり1本あたりの実視聴時間が30分から40分と長くなっています。
これはネット配信の強みの一つですね。放送枠が決まっていると無理にでもその枠内に収まる編集をせざるを得ないのに対して、ある程度時間に融通がきくというのは番組の品質を維持しながら制作できるというのは大きなメリットになります。
当然ですがCMなども入らないので見る側からしても満足しやすいですね。