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どうも、まんぼうです。
さて今回は2022年の冬アニメ「スローループ(Slow loop)」について書いてみたいと思います。
今期はあまり興味を持てるアニメがなくてクールをまたいでいるもの以外でいうと3本くらいしか見ていないのですが、このアニメはタイトルが気になって予備知識無しに見始めたものです。
かんたんに説明するとフライフィッシング好きだった父を病気でなくしたひよりと、母親と弟を事故でなくした小春の親同士が再婚し同学年の姉妹となった二人がフライフィッシングを通じて仲良くなっていき、お互いの親とも徐々に距離を近づけていくみたいな話のようです。(2話までの感じからすると)
さてストーリーに関しては私は原作を読んでいないのでこれから先のお話を楽しみにするとして、2話まで見た時点でフライフィッシングの基本がどの程度表現されているのか見ていきたいと思います。
私はライトなフライフィッシャーではありますが、かれこれ20年くらい前からフライフィッシングをやっているので初心者以上中級者未満くらいの知識はあります。
第一話で小春に説明をするときのフォルスキャストは実際のラインの動きに近いと思います。
着水したあと一瞬浮いて水面に潜るストリーマーも実際のフライの挙動に近いかなと思いました。
ちなみにフライフィッシングは渓流とか湖でやるイメージが強いですが、堤防や河口付近の浅い洲でウェーダーを履いて釣ることもあるので日本ではほぼ見かけませんがありえないことではないです。(私も実際堤防でやったことがあります。)
まず第一話でメバルを釣っていましたが、時期的には問題ないのですが、時間帯が夕方前という点と映像を見る限りフロートラインを使用して表層をストリーマーを流して釣っていました。釣れないことはないかと思いますが、基本夜行性で根魚のメバルばっかり釣れるというのはちょっと疑問が残りました。
第二話で結構モヤッとしたのがキジのマテリアルマテリアルを見せたあとでこの羽根を使って作ったのがこちらと言ってエルクヘアカディスを出してきたのには「??」となりました。
鳥の羽を使って作ったと言っていますが見せているフライは主にエルク(鹿)の毛で作られていますからね。
これがアニメだけのものなのか原作でもそうだったのかは読んでいないのでわかりませんが、いずれにしてもちょっとリサーチが不十分かなと思います。
あと細かいところでいうと人がほとんどいないとはいえロッドを横に寝かせておいていたりとかというのはちょっと気になりますね。これはマナーとか道具の保全という意味でですが。
フライフィッシングに関しての細かいことを気にしなければとてもおもしろいアニメだと思います。
前提となっている背景が割と重めな設定ではあるものの主人公たちの言動がそういう雰囲気を感じさせないのがいいですね。
フライフィッシングを題材とはしていますが、ストーリーの主軸は家族の絆というところに置かれているようにおもいますので、ホームドラマ的な感じで見るにはとてもいいアニメではないかと思います。
今回は2022年の冬アニメ:スローループについて書いてきました。
個人的な感想としてはフライフィッシングのアニメとしたら不十分、家族の絆と青春のアニメとしたら十分という感じでしょうか。
フライや釣りの知識のない人が見ればなんの違和感もなく見れるんじゃないかと思います。
というわけで今回は、2022冬アニメ:スローループは面白い?フライフィッシングの基本は忠実に表現されているのかについてでした。
ではまた
まんぼうです。 多趣味なアラフォーおじさんが気になることや体験談などを書いています。
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