どうも、まんぼうです。
さて今回はリコリスリコイルの真島の聴覚による空間把握の能力について書いてみたいと思います。
アニメ的な表現なのか実際に可能な能力なのかについて書いてみたいと思います。
聴覚や音の振動を利用して空間を把握する能力というのは実在する能力です。
動物であればイルカやクジラ、コウモリなどが音波の反響を利用していることが知られていますね。
コウモリが暗闇の中で飛び回れるのはこの能力があるからです。
では人間にも可能なのでしょうか?
音の反響を聞いてものとの距離を測る技術にエコーロケーションというものがあります。
特に訓練をしていない人でも目をつぶっていてもどちらから音がするかはわかると思います。その精度を高めて音の反響で障害物などまでの距離を把握する能力がエコーロケーションです。
以前書いた記事で千束の弾丸よけについて書きましたが、あれに比べればまだ現実味のある能力だといえます。
ただ、真島の場合は更に異常なレベルで銃撃戦の騒音の中で正確に聞き取っていることや、耳元で発砲されているにも関わらず聴覚を保ったままという点において真島の精度を再現するのは現実的には不可能だと思います。
エコーロケーションの技術は現実でも部分的に活用されています。
一番一般的なのは音波ソナーです。聴覚ではなく機械的に音波の反響を利用したもので漁業では必需品ですね。
聴覚を使ったものでは視覚障害者の方が使う白杖です。
白杖は使う方によって使い方が違うのですが、白杖で地面をカンカンと叩きながら歩く方を見たことがあるかもしれません。
あれがエコーロケーションを利用した使い方だと聞いたことがあります。杖先の音の反響で周りの状況を把握しているそうです。
11話で真島が舌を鳴らして空間を把握していましたが、現実的にはあそこまでの精度は出ないのではないかと思います。
ですが、以前テレビで見たところではエコーロケーションを使って町中を自転車で走行する視覚障害者の方の話が紹介されていたので訓練次第ではかなり精度を上げることも可能なようです。
というわけで今回はリコリスリコイルの真島の聴覚で空間を把握する能力について書いてきました。
実際顔の前に手をおいて舌を鳴らしてみると音の聞こえ方が違うのがわかるので、地道に訓練すれば自宅を真夜中に明かりをつけずに歩けるくらいにはなれるかもしれませんね。
というわけで今回は、リコリスリコイルの真島の聴覚で空間把握する能力は実際に可能なのかについてでした。
ではまた。
まんぼうです。 多趣味なアラフォーおじさんが気になることや体験談などを書いています。
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