A_Different_Perspective / Pixabay
どうも、まんぼうです。
さて今回は見た目のよくにた鳥である、「鷹」「鷲」「鳶」「隼」の違いについて調べてみたいと思います。
鷹と鷲の違いは結構有名な話なのでご存じの方も多いかと思いますが、その他の鳶と隼との違いについても調べていきたいと思います。
この4つの鳥の中で一つだけ仲間はずれがいます。
それが隼(ハヤブサ)です。
他の3種と違い隼はタカ目タカ科ではなくハヤブサ目ハヤブサ科の鳥で、目単位で違う種類の鳥となっています。
見た目が近いことから同類の猛禽類と思われがちですが、実際には隼はスズメやオウムに近い分類になるそうです。
その他の鷹、鷲、鳶の違いはなにか?
実は鷹と鷲には明確な違いは存在せず、タカ目の中で比較的大きなものを鷲、小さいものを鷹と呼ぶそうです。
このあたりの曖昧さは先日書いたクジラとイルカの違いにも通じるものがありますね。
では残る鳶と鷹・鷲との違いは何なのでしょうか?
分類からするとタカ目タカ科トビ属に属する鳥ということになるのですが、主に食性、生息域、飛行方法に違いがあることで知られています。
他のタカ科の鳥と違い食性が死肉を漁ることでどちらかというとカラスに近い食性をしているようです。
鷹や鷲が森林部や山間部を主な生息域としているのに対し沿岸部に多く生息しているのが特徴の一つでもあるようです。
最後に飛行方法ですが、おもに上昇気流を利用した滑空・対空・旋回といった羽ばたきの少ない飛行方法が他のタカ科の鳥たちと一線を画す違いの一つです。
この特徴からか鳶は英語でKiteだそうです。
というわけで「鷹」「鷲」「鳶」「隼」の違いは・・・
ということになります。
禿鷹と禿鷲はどう違うの?
調べてみると禿鷹という種類の鳥は存在せずタカ科ハゲワシ属やコンドル科の俗称だそうです。
ハゲワシはタカ科なので鷹や鷲、鳶の仲間になります。
もう一方のコンドルはタカ目コンドル亜目コンドル科ということなので隼ほどタカ科の鳥とは離れた種類ではないんですね。
さて今回はぱっと見ほとんど見分けのつかない「鷹」「鷲」「鳶」「隼」の違いについて調べてきました。
意外だったのは隼だけが別の目になり結構離れた存在だったことですね。
個人的には鳶のほうがもうちょっと違う種なんじゃないかと思っていました。
ハゲワシやコンドルのほうが隼よりも鷹・鷲にちかしいというのも意外でした。
改めて調べてみると初めて知ることは多いですね。
というわけで今回は、鷲と鷹と鳶と隼の違いとは?区別の仕方と理由についてでした。
ではまた。
まんぼうです。 多趣味なアラフォーおじさんが気になることや体験談などを書いています。
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