電動キックボードで公道は走行可能?道交法の法的条件と購入時の注意点!

まんぼう日報
TheDigitalWay / Pixabay

どうも、まんぼうです。

以前新しい足としてペダル付き自転車モペットを買おうか考えていたのですが、最近電動キックボードでも公道を走行できるものがあるというのを知りちょっと気になったので購入調査も兼ねて調べてみました。

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電動キックボードの基本情報

電動キックボードはその名の通り子供の路上遊具として有名なあのキックボードに電動モーターを搭載して自力走行を可能にしたものです。

法律上は原動機付自転車扱いになります。

以前紹介したモペットは自力走行が可能な電動アシスト自転車と言う感じでしたが、こちらは自力走行が可能なキックボードということになります。

勿論キックボードなので電力がなくてもキックボードとして使うことも出来ます。

電動キックボードで公道は条件付きで走行可能

電動キックボードで公道を走る道交法の法的条件

電動キックボードはモーターで自力走行が可能なので、原付免許が必要になります。

免許が必要ということはナンバーの登録が必要になります。

公道を走るために自賠責保険への加入も必要となります。

なので電動キックボードで公道を走るには

  1. 原付免許以上の免許を所持携帯していること
  2. 原付としてナンバー登録をしてあること
  3. 自賠責保険に加入していること

の3つが満たされていないといけません。

※2022年4月の法改正により改正法が施行後は原付免許は不要になりますが正式な施行は2年後くらいになる見込みようですが、正式な施行日は決まっていないようです。

現状では原付き扱いなのでそれに準じた法制度の中で利用する必要があります。

公道を走る目的で電動キックボードを購入するときの注意点

購入の際に注意が必要なのは電動キックボードには公道を走行可能な保安部品を備えているものと、公道を走行できないものの2つがあることです。

電動バイクやモペッドなどでも保安部品のない物が売っていたりしますが、それと同じですね。

なので公道を走る目的で購入するときには保安部品を搭載しているかどうかよく確認してから購入しましょう。

保安装備とは以下のものを言います

ブレーキ
計器類(スピードメーター)
警音器(ホーン)
後写鏡(リアビューミラー)
前照灯(ヘッドランプ)
方向指示器(ターンシグナルランプ)
ナンバープレート取付板
ブレーキ燈(ブレーキランプ)
番号灯(ナンバープレート照明灯)
尾灯(テールランプ)
後部反射器(リフレクター)

勿論ですが原付自転車扱いなので公道を走行するにはヘルメットの着用が義務付けられています。

モペットを紹介したときにも書きましたが電動キックボードも原付自転車として登録をすると動力走行でなくとも車両自体は原付自転車扱いになるのでヘルメットの着用、車道の走行、免許の携帯が必要になります。

モペットでもあるみたいですが、自力走行していないから大丈夫と思っていると道交法違反で摘発されてしまうので注意が必要です。

国内で買える公道走行が可能な電動キックボード

現在国内で購入可能な公道走行のできるキックボードは調べたところ2社のみ販売中であと2社は団体向けやクラウドファンディングとなっています。

Palway

Palwayでは2種類の電動キックボードを販売しています。

軽量タイプのPalway C17(約17万円)とハイパワータイプのPalway J81S(約19万円)があります。

取扱店で試乗もできるようです。

Palway

Teamパソモビ

この記事を書いている2019年11月18日現在は品切れ中ということですが、200台の生産予定があり予約受付中とのこと。

商品名はAirwheel Z5で価格は12万くらいなのでPalwayより少し低価格になっているようです。

Kintone

KintoneはクラウドファンディングのMakuakeで出資を募って現行の非公道タイプのKintone αの公道走行タイプとしてKintone α GOを先行生産しています。

Kintone

クリエイティブジャパン

クリエイティブジャパンは2019年10月に公道走行可のFree Mile kick scooterを発売しています。

主に企業や自治体向けということで一般販売はされていないようですが、問い合わせフォームには個人としての使用での問い合わせの選択肢もあるので将来的には個人での購入も可能になるかもしれませんね。

クリエイティブジャパン

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最後に

今回は公道でも走れる電動キックボードについて書いてきました。

アメリカなんかでは町中の移動にシェアレンタルの電動キックボードが普及していたりするみたいですが、日本でもそういう動きが官民合同で進んでいるみたいですね。

レンタルできるようになるのも便利ですが、速度的な制約をもたせて歩道などでも乗れる電動キックボードなどが許可されてくるといいなとは思います。

現状でも公道を走る事のできる電動キックボードは多くないとはいえ存在しているので、検討してみたいと思います。

というわけで今回は、電動キックボードで公道は走行可能?電動キックボードで公道は走行可能?道交法の法的条件と購入時の注意点についてでした。

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