どうも、まんぼうです。
最近はお笑いの若手を総称してお笑い第7世代と呼んで新たなお笑いブームが起きています。
お笑い第7世代と言うのは霜降り明星のせいやが次の年号の世代は勝手に第7世代と勝手に銘打って20代で区切って固まることを提案したことが、わかりやすいくくりであったこととたまたま20代の若手芸人の台頭が重なったことで定着し始めたものとされています。
ではそれ以前の世代のくくりはどうなっているのかちょっと調べてみました。
お笑い第7世代とは
お笑い第7世代とは冒頭でも書きましたがもともとは霜降り明星のせいやがラジオで地震を含めた平成生まれで令和の年号にブレイクした20代から30代前半の芸人、Youtuber、ミュージシャンなどを含めたジャンルを超えて集まることを提案したことが発端となっています。
実際には7という数字に意味はなかったとせいやは言っていて、平成世代でもゆとり世代でも良かったそう。
お笑い第7世代の主な芸人
- 霜降り明星
- ハナコ
- 四千頭身
- ティモンディ
- 宮下草薙
- ゆりやんレトリィバァ
- EXIT
- カミナリ
- ミキ
- ガンバレルーヤ
ほかにも第7世代に含まれる芸人はたくさんいますが、取り敢えず比較的ゴールデンタイムでもよく見かける芸人を中心に挙げました。
ではそれ以前の第6世代以前の芸人がどのような区切りで分類されているのか書いていきたいと思います。
お笑い〇世代の区切りと分類
そもそもお笑い第○世代という明確な呼ばれ方をしていたのはお笑いだ第3世代からだと言われています。
お笑い第3世代はダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるずなどの当時お笑いニューウェーブや新人類と呼ばれていた世代の芸人を第3世代とよんだのが発端となっていて、それ以前の漫才ブームの世代を第2世代、演芸ブームの世代を第1世代として分類したことからその後の世代もお笑いブームとともに第○世代と大まかにくくる呼び方をするようになったようです。
とはいえ便宜的に年代ごとに第○世代として分類しているだけなので第4から第6世代までは割とざっくりとした分類になっています。
また世代を年齢で区切るとデビューはほぼ同じでもブレイクした年代が違うことでどちらに分類するかややこしい例もあり一部では否定的な意見もあるようですね。
また爆発的に人気を博したりいわゆる一発屋としてブレイクしてその後人気が落ちその後また着実に経験を積み再ブレイクするという例もあるので十把一絡げにするのは確かに難しいかもしれないです。
猿岩石でブレイクしてその後低迷したあと毒舌キャラとして再ブレイクした有吉弘行がその典型ではないかと思います。
ではお笑い第○世代を遡る形で見ていきたいと思います。
お笑い第6世代
お笑い第6世代とされるのは2010年代に台頭してきた世代の芸人でネタ見せ番組がなくなりトーク番組や情報番組への出演、小説の執筆などお笑い以外での活躍も目立つようになった世代。
更にコンプライアンスの厳しくなったTVではなく動画配信サービスに進出する芸人が増えた世代でもあります。
特にこれと言ったブームが起きたわけではないのでどちらかというとネタ見せ番組やTVの企画でブレイクというものがなかったために緩やかに形成された世代と言っても良いかもしれない。
ひな壇芸人というジャンルが定着し話術のある芸人が活躍する下地のできました。
またTHE MANZAIやM-1が復活するなど賞レースが再燃した時代でもあります。
代表的な第6世代芸人
- サンドウィッチマン
- オードリー
- ナイツ
- 狩野英孝
- ロッチ
- 千鳥
- 三四郎
- ジャングルポケット
個人的な感想ですが、突出してブレイクしたり抜きん出た芸人がいる印象というよりは幅広く横並びで人気のある芸人が多い印象です。
第6世代の代表的な番組
- アメトーーク
- さんまのお笑い向上委員会
- 水曜日のダウンタウン
- M-1グランプリ
- THE MANZAI
お笑い第5世代
お笑い第5世代と言われるのは2000年代に急増したネタ見せ番組で人気を博した芸人の世代。
この時期は爆笑オンエアバトルやエンタの神様、爆笑レッドカーペットなどネタ見せ番組が増え始めた。舞台とは違い与えられた尺が短かったりするケースも有りまとまったネタよりも小ネタを重ねて行くスタイルのネタが多かったように思います。
更には単発でのネタを披露する番組も増え、ネタの構成ではなく単発で笑わせる瞬発力重視のネタも増えた。
M-1グランプリが始まり10回で一区切りになるまでがちょうどこの世代に当たります。
代表的な第5世代芸人
- 中川家
- キングコング
- オリエンタルラジオ
- 次長課長
- チュートリアル
- ブラックマヨネーズ
- ますだおかだ
- アンジャッシュ
- おぎやはぎ
- タカアンドトシ
- スピードワゴン
- フットボールアワー
- 森三中
この世代の芸人が今一番幅広く目にする世代なのかなと思います。
MCとひな壇、ロケ番組など幅広い分野で活躍している芸人が多いと思います。
第5世代の代表的な番組
- M-1グランプリ(初代)
- 爆笑オンエアバトル
- エンタの神様
- 笑いの金メダル
- はねるのトびら
- ザ・イロモネア
- 細かすぎて伝わらないモノマネ選手権
お笑い第4世代
この世代は大きく分けてボキャブラ天国で活躍したグループと電波少年の企画で人気の出たグループ、すこしおくれてめちゃイケ、ぐるナイなどナインティナインがメインMCを努めた番組から人気の出た芸人のグループの3つ。
この中で現在でも活躍している芸人が多いのはボキャブラ天国出身の芸人が多いですね。今では冠番組を持っている芸人も結構います
電波少年出身の芸人はそもそも芸人の力量というよりも企画の面白さで人気が出た側面がありその後人気を維持して現在に至るという芸人はいませんでした。それでも再び人気を持ち直したのは有吉弘行やカラテカ矢部くらいでしょうか。
代表的な第4世代芸人
- 爆笑問題
- ナインティナイン
- くりぃむしちゅー
- よゐこ
- 雨上がり決死隊
- キャイ~ン
- ロンドンブーツ1号2号
- ふかわりょう
- 千原兄弟
- FUJIWARA
- ココリコ
- オアシズ
当時コンビだったが現在はピンで活動中の芸人
- 江頭2:50
- 土田晃之
- 宮川大輔
- 世界のナベアツ(桂三度)
- 山口智充
ピンになって次の世代と同時期にブレイクしたりすることもあるので分類としてはちょっと難しいところと言われています。
これ以降若手の発掘という建前で地力のないままテレビに出、ひとネタ当たれば飽きるまで使い潰されるといういわゆる一発屋が増えることになりました。
第4世代の代表的な番組
- タモリのボキャブラ天国
- 進め電波少年
- めちゃ2イケてるッ!
お笑い第3世代
お笑い第3世代はお笑いの歴史の中で初めて〇〇世代と呼ばれるようになった世代でこういう呼び方をするまではニューウェーブや新人類などと呼ばれていた世代。
第3世代と呼ぶようになった関係でそれ以前の世代は漫才ブームを第2世代、演芸ブームを第1世代と呼ぶようになりました。
現在のお笑いの最大勢力ともいえる人気実力ともにトップクラスの芸人がこの世代です。
この世代の特徴的なところは師匠と師弟関係にない芸人が出てきたことです。
特に吉本興業は新人タレント育成所「吉本総合芸能学院」いわゆるNSCを開校し、その一期生からダウンタウンやハイヒール、トミーズなど人気の漫才師を排出しました。
関西では特に2丁目劇場出身の芸人が人気を得ていました。
東京ではとんねるずやウッチャンナンチャンB21スペシャル、山田邦子などが活躍し夕方の帯番組やゴールデンタイムのバラエティ番組を中心に活躍の場を広げたのがこの世代です。
代表的な第3世代芸人
- ダウンタウン
- ウッチャンナンチャン
- とんねるず
- B21スペシャル
- 山田邦子
- ダチョウ倶楽部久本雅美
- 浅草キッド
- 130R(ほんこん、板尾創路)
- トミーズ
- ハイヒール
- 笑福亭笑瓶
- ホンジャマカ
- さまぁ~ず
- 今田耕司
- 東野幸治
- ビジーフォー
- コロッケ
- 松村邦洋
第3世代の代表的な番組
- とんねるずのみなさんのおかげです
- ガキの使いやあらへんで
- ウッチャンナンチャンのウリナリ!
- 夕やけニャンニャン
- 夢で逢えたら
- 4時ですよーだ
- ねるとん紅鯨団
お笑い第2世代(MANZAIブーム)
お笑い第2世代は第3世代という言葉が出てきてから後付で定義された世代。
一般的な認識としてはMANZAIブームといったほうがわかりやすいと思います。
1979年から1982年頃までをMANZAIブームは続き、いまBIG3と言われるタモリ、ビートたけし、明石家さんまが台頭してきた世代でもあります。
私はまだ幼児だったので全く覚えていませんが、当時のブームはすごかったらしく、ヘリで移動したり他局の会議室から中継したりと人気の漫才師のスケジュールは分刻みで苛烈であったという話はよく聞きます。
お笑い芸人の地位が大きく向上したのもこの世代の活躍によるものが大きいと言われています。
代表的な第2世代芸人
- ビートたけし(ツービート)
- タモリ
- 明石家さんま
- 島田紳助(紳助竜介)
- 横山やすし・西川きよし
- B&B
- ザ・ぼんち
- オール阪神巨人
- 今いくよくるよ
- 桂文珍
- 笑福亭鶴瓶
- コント赤信号
- シティボーイズ(ラサール石井・渡辺正行)
- 関根勤
- 小堺一機
- 志村けん
お笑い第1世代(演芸ブーム)
第2世代と同じく後付で第1世代と分類された世代。
年代的には1962年から1969年頃までが演芸ブームとされています。
年齢的に現在も現役の芸人は流石に多くはないので私の世代でもあまり馴染みのある芸人は多くありません。
テレビでお笑いの番組を多くやるようになったのがこのくらいの年代からで、それまで主流だった喜劇映画が衰退する原因ともなったそうですね。
代表的な第3世代芸人
- ザ・ドリフターズ
- コント55号
- ハナ肇とクレイジーキャッツ
- 横山ホットブラザーズ
- てんぷくトリオ
- 桂三枝(六代目桂文枝)
- 月亭可朝
- 笑福亭仁鶴(三代目)
- 笑福亭松之助(二代目・明石家さんまの師匠)
- 内海桂子好江
- 牧伸二
- ゼンジー北京
- 中田ダイマル・ラケット
- 夢路いとしこいし
- 京唄子・鳳啓介
第1世代の代表的な番組
- 笑点
- お笑いカラー寄席
- お笑いとんち袋
- ライオンお笑いネットワーク
この時代から続いている笑点の凄さを感じますね。
最後に
さて今回はお笑い第7世代より前の世代について書いてきました。
実際には明確な区切りがなかったりする世代もあるので一部では否定的な意見もあるようですが、おおまかな世代を分ける方法としてはいいのかもしれませんね。
というわけで今回は、お笑い第7世代の前の各世代の芸人は?代表的な番組やコンビについてでした。
ではまた。
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