カルボナーラの語源とは?炭焼き風・炭焼小屋風・炭焼き職人風のどれが正しい?

まんぼう日報

パスタは基本クリーム系が好きなまんぼうです。

さてクリーム系パスタの代表格と言えばカルボナーラですよね。

日本人の知るカルボナーラは生クリームを使ったものが主流ですが、本来のレシピではクリームは使わないそうです。

今回はこのカルボナーラの作り方・・・、ではなく名前の由来について書いていきたいと思います。

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カルボナーラの語源とは?

(画像引用元:Google画像検索

この料理の発祥については諸説あり、どれが正しいのかは不明ですが、共通していることが【炭】なんですね。日本語でも炭焼き風という説明をしているものもありますね。全然炭では焼いてませんけど。

おそらく一番よく知られている説は、仕上げに振られた粗挽き胡椒が炭の粉のように見えると言う説。

これ以外にも、炭焼職人が仕事の合間に作ったら炭が落ちてこんな感じになるんじゃないか。とする説や、単に炭焼き職人が考案した料理だとする説。

イタリアの秘密結社・炭焼党との関わりを指摘する説など様々ありますが、いずれも炭にまつわるものということが共通しています。

料理の歴史からすると現在のカルボナーラに近い料理が現れるのは1950年前後とされていて、使用されている材料などから1944年のローマ開放によってイタリアに駐留したアメリカ軍将校のためにイタリア人シェフが考案したともいわれています。

料理の起源はラティウム地方にあるとされているが、一説にはナポリ料理が起源であるともされ詳しいことはわかっていないそうです。

炭をイタリア語でCarboneといいますが、この単語は英語で言うところのCarbonです。カーボンとカタカナでかけばわかりやすいですかね?ラテン語で炭はCarbonesで、俗ラテン語派生の言語では似たようなスペルで使われることが多いようです。

カーボンファイバーやカーボン紙などと同じ炭を指す言葉です。

いろんな言語をまたいでほぼ同じスペルの単語というのはほかにもあります。

シンプルな単語ほどこの傾向が強いかもしれませんね。

ちなみにイタリア語ではCarboneですがフランス語だとChabonで英語だとCarbonになります。

Carbon以外だと白を意味するBlanc(ブランク)なんかもいろんな言語にありますね。

特にイタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語は似たスペルのものを多いですね。

例えばモロッコの首都カサブランカは白い家をさす言葉でブランカは白を意味しています。英語でも空白のことをブランクといいます。

パスタにもブランク(白)のついたものがありますね。

イタリア語だと白はBiancoになりますが、アサリのパスタのボンゴレ・ビアンコは白いアサリのパスタと言う意味ですね。

でも日本語のブランコは無関係です。

はい、すいません(;・∀・)

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最後に

カルボナーラの語源は諸説あるが、どれも炭が関係している。

語源となったイタリア語のCarboneはほかの言語の「炭」を指す単語と同じ由来の単語で、日本人にも馴染みのある英単語カーボンとも同じ。

炭焼き風と言われることもあるが、炭で焼いているわけではない。炭焼き小屋風、炭焼職人風という表現のほうが語源に近い意味合いになる。

というわけで今回は、カルボナーラの語源とは?炭が関係してるって本当?についてでした。

ではまた。

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