どうも、まんぼうです。
紅茶も色々ありますが、優雅なひとときに欠かせないのがティーポット。
今回はそんなティーポットでの紅茶の淹れ方について書いていきたいと思います。
ポットで淹れる時の茶葉の適正量は?
ポットで紅茶を入れるにあたって一番最初に悩むのがポットに入れる茶葉の量ですね。
好みもあるので一概にはいえませんが、大体茶葉1gに対して100ccのお湯を使うのが良いでしょう。
なのでまずは使うポットの容量を把握しておくことが大切です。
動画で使っているポットは800ccなので茶葉は8g使用しています。
紅茶にまつわる話として「一杯はポットのために」とか「天使のための一杯」としてポットにティースプーン1杯分余分に茶葉を入れるという話を聞いたことがある人がいるかも知れません。
この1杯は必要か?というと日本で紅茶を入れる分には必要ないと思います。
この「一杯はポットのために」とか「天使のための一杯」はイギリスにおけるおばあちゃんの知恵袋的な話で、イギリスの水が日本とは違い硬水であることに由来していると言われています。
軟水の日本と違い、硬水のイギリスでは紅茶の成分が抽出されにくいので少し濃い目に淹れるという工夫がなされたためと言われています。
なので、日本のような軟水では最初に説明した通り1gに対して100cc使うで間違いないでしょう。
茶葉はどうやって量るの?
茶葉の量り方ですが、紅茶の説明にはティースプーン大盛り○杯とかいう書き方がされていると思います。
これは茶葉の状態によって変わるので、細かいものと大きなものでその表記の分量は変わります。
ティースプーンは厳密には5ml容量の物を指すので、コーヒースプーンやテーブルスプーンとは容量が違います。
正しいティースプーンで正しく量っていれるのが美味しく淹れる第一歩です。
しかしキッチンスケールがあるのなら、スケールで量るのが一番確実なので、きっちり量って淹れると良いと思います。
私は小数点以下のないやっすいキッチンスケールを使っています。
それでもティースプーンよりは遥かに正確に測れると思います。
紅茶の淹れ方の基本
- ティーポットを温め、そこに茶葉を入れます
- 沸騰したてのお湯をポットに勢いよく注ぎ、茶葉を十分に蒸らす
- 茶葉にあった時間だけ抽出したら、カップに注ぐまたは温めた別のポットに移します。
動画の中でも説明はしていますが、紅茶の淹れ方の基本は
- 正確に茶葉を量る
- ポットを温める
- 沸騰したてのお湯をすぐさま注ぐ
- 抽出中に冷めないようにする
- 適切な時間抽出する
です。
沸騰したてのお湯をすぐさま注ぐのにイギリスではポットをヤカンの方に持っていって注ぐことを指して「Teapot to the kettle」と言うそうです。
大切なのはお湯が沸騰してから茶液が抽出されるまでの間にできるだけ冷めないようにすることとされています。
動画では説明のために何も保温していませんが、タオルや専用のティーコジーを使って保温するのが良いです。
※ティーコジー:紅茶のポットが冷めにくいようにする道具で綿の入った帽子のような形状のもの。
コーヒーのカップウォーマーなどを使う方法もありますが、なかなかないとは思うので、一番手軽なのはタオルでしょうか。
茶葉をジャンピングさせることが大切ということを書いているところもありますが、しなかったからと言って美味しくないわけではないので、あまり固執する必要はないと思います。
同じお湯で入れても茶葉の大きさによってジャンピングしたりしなかったりするので、適切な手順で淹れることのほうがより大切だと思います。
紅茶の抽出時間は?
紅茶の抽出時間は茶葉の細かさによって適切な時間が変わります。
CTCやBOPなどの細かめの茶葉だと2分-4分くらい、フルリーフのものだと4分-6分位が適切であることが多いです。
とはいえ茶葉の特徴もあるので場合によってはこの限りではないですが、一般的には上の時間を参考にして淹れると良いでしょう。
先程適切なという書き方をしましたが、濃い目に出すのなら長めに抽出すれば良いのでは?と言うのもあるのですが、適切な時間より長く出すと渋みや苦味が強くなる傾向があるので、濃い目に出すのであれば茶葉の量で調整するのが良いと個人的には思います。
ミルクティーにするのなら長めもありだとは思いますが、ストレートで飲むのなら抽出時間を重視するのが良いと思います。
パッケージに抽出時間が書かれていると思うのでその時間に従って淹れるのが良いでしょう。
もしパッケージに抽出の目安時間が書かれていなかったら先程の抽出時間の目安を元に抽出してみてください。
最後に
ポットでおいしいお茶を淹れる方法について書いてきました。
茶葉は正しいスプーンで計量するか、キッチンスケールを使って正しく量る
ポットは温め、沸かしたてのお湯で適切な時間抽出して淹れる
おいしい紅茶は、日常を幸せにしてくれますから是非参考にしておいしい紅茶を淹れてみてください。
というわけでポットで淹れる紅茶の基本!1グラムでどのくらいのお湯の量?についてでした。
ではまた。
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