どうも、まんぼうです。
温かい紅茶の美味しい季節になってきました。
紅茶のお茶請けにはやっぱりケーキが最適ですが、今回は世界最古のケーキとも言われるリンツァートルテの名前の由来について調べてみました。
リンツァートルテとは?
リンツァートルテはオーストリアのリンツ(Linz)市およびその周辺地方を発祥とするお菓子で世界最古のケーキとも言われれています。
伝統的なリンツァートルテはアーモンドやクルミの粉末、シナモンやナツメグなどの香辛料を入れた生地の間に赤スグリ(レッドカラント)ジャムをはさんで格子模様を付けて焼いた丸いケーキです。
今ではお店によってアレンジがなされていてチョコレートなどを生地に使ったものもありますね。
リンツといえばもう一つ有名なものがあります。
それがLINDORチョコレートで有名なリンツ(正式名リンツ&シュプルングリー)です。
日本語表記では同じくリンツとなるのですが、実はこちらのリンツはオーストリアのリンツとは全く関係がありません。調べてみるとスペルがそもそも違うんですね。地名のリンツはLinz、リンツ&シュプルングリーのリンツはLindtとなっています。
リンツ&シュプルングリーはスイスのチューリヒに本社をおく企業で遠からずも近からずという感じです。
調べるまで私はリンツ&シュプルングリーはリンツ市にある会社だと思っていました。
リンツァートルテ発祥の地リンツ市とはどんな街?
さて話は脱線しましたがリンツァートルテの発祥の地であるリンツ市について少し調べてみましょう。
リンツ市はオーストリアでウィーン、グラーツに続く第3の都市です。
人口約19万人と第3の都市ではありますがそれほど人口が多いわけではないようですね。
一時期モーツァルトが滞在していたことでも有名で、観光名所としては郊外にある聖フローリアン修道院が有名だそうです。
美味しいリンツァートルテが買えるお店は?
さてそんなリンツァートルテですが、オーストリア発祥のお菓子ということで一般的なケーキ屋さんラインナップにはないことが多いです。
ドイツ、オーストリア菓子を専門としているケーキ屋さんでは比較的おいていることが多いので、私の知っている美味しいリンツァートルテのお店をいくつか紹介したいと思います。
ウィーン菓子工房リリエンベルグ
まず1つ目は日本のオーストリア菓子のパイオニアでもあるウィーン菓子工房リリエンベルグです。
以前にブログでも紹介したことのあるお店ですね。
記事の冒頭にある写真もリリエンベルグのリンツァートルテです。
以前書いた記事をリンクしておきますね。
ツマガリ
続いては関東から離れて関西の方。ツマガリです。
もともと私は関西の人間で、両親が兵庫出身のため阪神間の洋菓子には馴染みが深いです。
その中でもうちの母親が好きなのがツマガリで、たまに買ってきてくれていたのがリンツァートルテでした。
お店の通販ページを見ると冬の季節限定商品ということなのでもう少ししたら販売されるかもしれませんね。
ツッカベッカライ・カヤヌマ
最後は私自体は食べたことがないのですが、人気すぎて店頭販売分もすぐに売り切れてしまうと言う人気店ツッカベッカライ・カヤヌマ。
こちらのお店もリリエンベルグと同じくオーストリア菓子を専門とする洋菓子店です。
ツッカベッカライは焼き菓子を意味しているそうです。
最後に
今回はリンツァートルテの名前の由来について調べてみました。
・リンツァートルテの名前の由来はオーストリア第3の都市リンツから取られている。
・リンツァートルテは世界最古のケーキの一つとされている。
というわけで今回は、リンツァートルテの名前の由来とは?都内で買える美味しいリンツァートルテのお店についてでした。
ではまた。
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